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多文化共生を“体感”する特別プログラム「技能実習生体験会」開催

11月29日(土)、広島大学の櫻井先生と東広島市、そして当組合TECSの共同企画による「外国人技能実習生体験会~多文化共生社会を体感しよう!~」が、
東広島市志和町の国内講習センター「木鶏の杜研修センター」にて開催されました。

本イベントは、令和7年度Town and Gown プロジェクト
『多文化共生社会実現へ向けた東広島市多言語ホームページ及び多言語コミュニケーションアプリの利用促進 ―技能実習生、留学生を含めた外国籍住民と地域住民の相互理解の促進―』(広島大学人間社会科学研究科 櫻井里穂/東広島市市民生活課)事業の一環として、実施されたものです。

当日は、技能実習制度の基礎や広島県の受入状況を学ぶ講義から始まり、東広島市市民生活課の講話、
さらにTECS前代表理事松本氏によるTECSのこれまでの歩みや制度に関する講話が行われました。

お昼前にシャトルバスで「木鶏の杜研修センター」へ移動し、
午後は、村瀬代表理事よりTECSの取り組みについてご紹介、続いて、技能実習生と参加者の皆さんが共に昼食を囲みながら交流し、 和やかな時間を過ごしました。


その後の館内見学では、「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」の教育内容や、
技能実習生の一日のスケジュール、生活環境についてご覧いただき、
さらに、技能実習生が普段受講している介護の授業も見学・体験していただきました。

参加者の皆さんと技能実習生とで交流会では、
技能実習生29名・参加者・運営スタッフ19名の総勢49名が参加する和やか交流の場となりました。

参加者の皆さまは、技能実習生の素直な思いや日本での働き方について熱心に耳を傾け、
多様な背景を持つ人々が同じ地域で暮らす意義を実感されているご様子でした。


最後に集合写真を撮影し、大学での振り返りアンケートとフリーディスカッションを経て閉会しました。


参加者の方から「ニュースでよく見る悪いイメージとは全く異なり、夢と希望に目をキラキラさせている技能実習生がとても印象的だった」、 「制度の理解が深まった」といった声が聞かれ、充実した一日となりました。

今後も、当組合では教育機関との連携を通じて、
日本人と外国人がともに暮らす共生社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。