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Education TECSの教育

TECSの教育方針

人を創る

実際のコミュニケーションに即した日本語教育のみならず、
日本の基本的な生活様式を身につけ、
社会人として必要とされる礼儀やマナー・ルールを体得するため徹底した教育を行っています。

組合三原則

TECSでは、日本での円滑な社会生活を送るために必要なマナーを「組合三原則」として教育の指針とし、規律正しく心優しい豊かな人間力を育成しています。

  • 笑顔で挨拶

    人間関係を築くコミュニケーションの基盤となる笑顔と挨拶。国によって様々なマナーがありますが、企業や団体へ配属された際、相手への尊敬と親愛の気持ちをきちんと表現できるよう、笑顔や発声、姿勢も含め、日本のマナーに正しくのっとった礼儀作法を学びます。「木鶏の杜研修センター」をご訪問の際は、外国人技能実習生たちの溌剌とした挨拶を目にしていただけます。

  • 時間を守る

    日本における「時間厳守」の習慣は、世界的にも知られている日本の文化のひとつです。TECSでは「5分前集合」を鉄則に、講義だけでなく、食事や掃除など、日常の中でも予定より早めに行動する習慣を身につけるよう、徹底して指導しています。また、共同体の一員として、時間や期限を守ることの重要さについても、施設での暮らしの中で学んでいきます。

  • 約束を守る

    外国人財の心を育てる教育の一環として、「約束」を大切にしています。挨拶や時間厳守だけでなく、整理整頓、手洗いなど、日本で社会人として共同生活を送るためには、様々な「約束」があります。また、人と人との心の結びつきを築き穏やかな日々を過ごすためには、日常の場面においても「約束」を忘れず、思いやりをもって守ることが大切だと指導しています。

5S

TECSでは、職場環境改善の一環として多くのサービス業・製造業で推進されている「5S」を徹底的に指導しています。外国人技能実習生たちは、例えば次のようなことを徹底することで、5Sを体得していきます。

  • 整理 seiri

    台所の⾷材の管理・施設でのごみの仕分けなどは全て技能実習⽣が⾏っています。

  • 整頓 seiton

    布団やスリッパなど、定められた方法での整頓を必ず行っています。

    また、使用した文具や日用品は必ず所定の位置に戻し、在庫管理も行っています。

  • 清掃 seisou

    朝・昼・研修終了後・夕方の毎日4回行っています。

    また、近隣の駐車場や並滝寺など、地域の清掃も毎日行っています。

  • 清潔 seiketsu

    調理や食事、掃除の前後など手洗いを習慣づけています。

    また、調理や配膳ではエプロンや三角巾、マスクなど日常の習慣として衛生面に留意するよう指導しています。

  • shitsuke

    「組合三原則」を指針に、礼儀正しく規律を遵守する、心優しい人間力を育成しています。

組合三原則と5S

TECSの教育内容

配属後に必要となる日本語での実践的なコミュニケーション能力と、共同体の中において責任感を持って行動する社会人としてのマナーを徹底して指導しています。

木鶏の社での教育

  • 失敗から学ぶ行動教育

    外国人財が、新たな環境でより能力を活かした技能実習を行うことができるよう、宿泊型研修施設「木鶏の社研修センター」での教育を行っています。

    TECSは、真摯さと心の豊かさを兼ね備え、コミュニケーション能力に長けた、人間力ある人財を育成しています。日本語教育では、「理解し、表現する」実践的な言語運用能力に重点を置き、様々な状況での対応を想定したロールプレイングを繰り返しながら、学習を進めます。

    また、日本での社会生活において必須である「笑顔で挨拶」「時間を守る」 「約束を守る」の3つを教育の主軸とし、仕事を円滑に進める社会人としてのノウハウも、施設での日々の生活を通して徹底的に指導しています。

  • 日本語教育の徹底

    配属先で技能実習を⾏う中では、業務についての⽤語のみならず、責任者からの指⽰や、従業員との⽇常会話など、様々な⽇本語でのコミュニケーションが必要となってきます。

    ⽇本語教育では、専⾨の講師が配属後に考えられる様々な場⾯を想定し、レベル別・少⼈数クラスでの「話す」「聞く」に重点をおいたロールプレイングを繰り返し⾏うことで、技能実習を⾏う中で充分なコミュニケーションができる⽇本語能⼒を育成していきます。

    また、TECSでは、技能実習⽣たちに「10年後の夢」を考えてもらう時間を設けています。N3やN2などより上の⽇本語能⼒レベルを⽬指すことが、本国に帰国した後の将来設計になると技能実習⽣たちが理解することが、配属後まで続く⽇本語学習へのモチベーションへとつながっています。

  • オンライン教育

    現地の各海外送出し機関には、⽇本語講師を派遣しての⽇本語講座だけでなく、リモートによるオンラインでの⽇本語教育も⾏っています。定期的にネイティブによる⽣の⽇本語を聞くことで、現地にいながらもより実⽤的で「伝わる」⽇本語会話を学習しています。また、配属後の技能実習⽣に対しても⽇本語サポートとしてオンラインでのアドバイス・相談も⾏っており、配属先でより安⼼して技能実習を⾏うことが出来る体制を整えています。

TECSの教育

カリキュラム

  • 理解力・表現力に焦点を
    当てたカリキュラム

    自国とは違う環境で日々新しいことを学ばねばならない技能実習生に必要とされるのは、実践的なコミュニケーション能力です。TECSでは、送出し機関と連携し、入国前から入国後まで一貫した日本語教育カリキュラムを採用。専門の講師が、日本語を正しく聞き取る理解力、伝えたいことを適切な言葉で言い表す表現力にとりわけ重点をおいた日本語教育を行っています。

  • 体験の中で学ぶ実践的な
    日本語スキル

    講習では、実際の現場をシミュレーションした環境での教育を実施。実際の介護現場等で想定される会話や課題を体験しながら、現実に即したコミュニケーションスキルを養います。

  • 講習科目

    日本語講習、生活・安全講習、法的保護講習、消防講習、警察講習、介護導入講習(介護の基本、コミュニケーション技術他)

木鶏の社での教育

6:00

部屋(寮)の清掃(清掃後は、確認当番を決め、各所の結果報告)

. . . 寮・トイレ・食堂 etc

6:30

ストレッチ・ラジオ体操

. . . ラジオ体操・ジョギング約2㎞・スクワット30〜80回

7:00

朝食の準備  講師室・寮・トイレ等の掃除

. . . 調理・配膳

7:30

朝食・片付け

. . . 食事・自由時間

8:30

8:30/早朝10分テスト 8:45/自習・予習

. . . 専門の用語・掃除ゴミだし用語・工場で使う言葉等10〜20問

9:00

午前の授業

. . . 日本語授業

12:00

昼食準備・昼食・片付け  ロビー・シャワー室等の掃除

. . . 調理準備中での担当者以外は、掃除(廊下・道路等)

13:00

午後の授業

. . . 日本語授業

15:00

午後の授業

. . . 製造・安全等授業

17:00

夕食の準備  第1・4教室掃除

. . . 教室・ガラス窓

17:30

夕食・片付け

18:30

自習(日誌記入・自習・テスト等)

. . . 小テスト・発音練習・歌の練習・N4、N3受験対策

20:30

入浴・自由時間・自習時間

22:30

就寝